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25.04.04

開催案内

令和7年度第1回講演会を開催します。

開催日:令和7年5月23日(金) 14:30~16:45
場所:大阪大学中之島センター およびZoom配信(会員限定)
講師:速見・溝内法律事務所 弁護士 速見 禎祥 氏
テーマ:「食品用途特許の攻防  ~ 知財高裁判決に見る侵害認定と公然実施発明による無効主張」

 

本講演会は、知財高裁判決を通じて食品用途特許の侵害認定と無効主張の実務傾向を探るものです。

平成28年4月1日の審査基準改訂により食品用途発明の特許が認められるようになって以降、

多数の食品用途特許が成立しています。

しかし、どのような場合に食品用途特許の侵害が成立するのか(用途充足性の判断)については、

未だ実務上明確な基準がなく、自社の特許の有効性や他社特許のリスク評価に悩む企業も少なくありません。

知財高判令和6年2月27日(令和5年(ネ)第10010号)は、食品用途特許の侵害を認めた非常に珍しい事例であり、

今回、特許権者の代理人として同事件を担当した速見禎祥弁護士を講師に迎え、

食品用途発明における用途の充足性判断やその立証について詳しく解説頂きます。

さらに、近年の食品分野における特許では、数値限定を含むクレームが増加しており、これに対抗するため、

公然実施発明を基に進歩性欠如を主張するケースが増えていることから、この点についても詳細に解説いただく予定です。

 

 

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