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25.04.11

活動報告

【特許委員会】令和6年度2月特許委員会「令和6年度特別研究部会・研究成果発表会」を開催しました。

特許委員会は、令和6年度2月特許委員会「令和6年度特別研究部会・研究成果発表会」を、以下のとおり開催した。

 

1.日時:令和7年2月20日(木)13:00~16:30

2.場所:友愛会館9階大会議室

3.内容:特別研究部会・研究成果発表会

 

(1)用途発明研究部会

発表者より、演題「近年の食品分野における異議申立の状況」「判例紹介(ローストビーフ事件)」について発表が行われた。出願人側が意見書で初めて主張した論点を認めさせるための準備についての質問や、パラメータ要件に係る進歩性の判断が“容易の容易”に該当するのではという指摘等につき、討議がなされた。

 

(2)特許法研究部会

発表者より、演題「続!侵害裁判、読んでみた。<海外編>~食品分野の特許侵害訴訟の事例研究~」について発表が行われた。判例検索サイト間の比較についての質問や、海外判例をCopilotで調べる場合には英語でプロンプトを書くのがベターではといった意見があった。

 

(3)特許情報研究部会

発表者より、演題「IR情報との因果分析・AI活用による知財業務フローの見直しについて」について発表が行われた。IR情報との関連性の分析手法やAI時代に求められる素養についての質問等があった。

 

(4)知的財産創出研究部会

発表者より、演題「事例からの知財創出提言」について発表が行われた。モリンガの強みを活かすための戦略の中に知財や知財分析の役割を持たせるべきではというコメントや、知財が提供する価値におけるブランド要素を具体的に説明できれば経営層に対して一層有効なプレゼンになるのではというコメントがあった。

 

(5)特許管理研究部会

発表者より、演題「知財業務の意見交換」について発表が行われた。休眠特許の取り扱いや、新入社員から管理職までの階層ごとの知財教育について質問があった。

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