25.08.14 NEW
開催案内
【研修委員会】令和7年度10月特許初級講座開催のご案内
【会員限定】
JAFBICでは特許委員会の主催により、過去20年以上にわたり、研究者・技術者・新任知財担当者の方々を対象として、毎年度10月および2月に『特許初級講座』を実施して参りました。これまで多くの方々にご参加いただき、実務に即した内容について高い評価を頂戴しております。
本講座は、令和6年度まで特許委員会のグループ活動の一環として運営されてきました。今般、特許委員会の再編に伴い、新たに特許講座を運営する組織として「研修委員会」を発足させる運びとなりました。令和7年度より、本研修委員会が、年2回の特許初級講座に加え、年2回の特許中級講座を主催ならびに運営して参ります。
つきましては、本年度10月開催の『特許初級講座』について、下記の通りご案内申し上げます。
本講座は、発明の発掘および特許請求の範囲作成に関する実務を、実践的にサポートすることを目的とした研修会です。食品の新製品開発を想定したケーススタディをもとに、受講者の皆様には特許請求の範囲作成にチャレンジして頂こうと考えております。

1.特許講座の趣旨
【研修の形式】
1)新製品開発におけるケーススタディを基に、発明の発掘と特許請求の範囲作成の基礎知識を習得する研修。
2)受講者が自ら思考し作業する、実習を中心とした自主参加型の研修。
3)経験を積んだ特許担当者や他社受講者と直接対話することにより、特許に関する知見を深める研修。
【対象者】
特許出願の初心者(例えば以下の1)及び2)のような方)を対象とします。
1)研究者・技術者で、特許の基礎知識を習得するとともに、広くて強い権利を取得するための
考え方を学び、効率の良い研究開発を進めたいと考えている方。
2)新たに知的財産部門に配属された方で、特許請求の範囲の作成を通して特許的な考え方を
実践的に身につけたい方。
2.研修内容
~『発明の発掘及び特許請求の範囲』に関する講義・実習~
①研究成果から発明をどのように把握するのか、また、把握した発明をどのように表現して
特許請求の範囲を作成するのかについて、講義形式で説明。
②製品開発のケーススタディをもとに、開発過程で得られた知見の中から発明を発掘し、
特許請求の範囲を作成する実習を行う。
③当日のディスカッションを円滑に進めるため、ディスカッション用の教材には事前に目を通しておく。
④グループごとに発掘した発明内容および作成した特許請求の範囲を取りまとめ、
研修スタッフとのディスカッションを通じて問題点や疑問点を抽出し、それらを解決することで、
研修成果をより深める。